【メモの魔力 要約】ファクト⇨抽象化⇨転用の使い方を解説
ども、シマです。”メモの魔力”を読了しました。
今日は、この本で紹介されている【ファクト⇨抽象化⇨転用】、このフレームワークを中心に解説します。
【メモの魔力】重要ポイントは3つ
メモの魔力のポイント3つ
- 人の成長にメモは不可欠
- ファクト⇨抽象化⇨転用を行う
- how型・Why型が大きな価値を生む
意味不明なので、順番に深掘りしていきます。
1.人の成長にメモは不可欠
ここでいうメモとは、記録用のメモではなくて、知的生産性を上げる為のメモ。
知的生産生を上げるとは、
メモを取るメリット⇩
- 知的生産性が増す
- 情報獲得の伝導性が増す
- 傾聴能力が増す
- 構造化能力が増す
- 言語化能力が増す
メモを取っていく過程で、上記の5つのスキルが磨かれ、気づきをチャンス変えることができるようになります。人の成長という観点においてメモは偉大です。
2. ファクト⇨抽象化⇨転用を行う
この本では、ファクト⇨抽象化⇨転用の考えが説明されています。
筆者はメモを駆使してトレーニングする事を推奨していますが、本の内容の5~6割は、この著者の前田さんが実際にこのフレームワークを使用した結果アウトプットできたサービスの紹介です。
フレームワークの具体的な使い方は後ほどのパラグラフで解説します。
3. how型・Why型が大きな価値を生む
ファクト⇨抽象化⇨転用の工程には、what型・how型・shy型の3つが存在するのですが、この中でも特に重要なのが、how型とwhy型です。
「なぜ ?」を考える対象
- 世の中でヒットしているもの
- 自分の琴線に触れるもの
- 顧客からの願望
- 社内で起きている問題や課題
なぜ? を常に考え、理由をメモに書き出していきましょう。
ファクト⇨抽象化⇨転用の使い方
ここからは、フレームワークの使い方を具体的に解説していきます。
フレームワークは3つです。
- ファクトの発見
- 抽象化
- 転用
①ファクトの発見
ファクトの事例
- 世の中でヒットしているもの
- 自分の琴線に触れるもの
- 顧客からの願望
- 社内で起きている問題や課題
これらをお金を払ってまで解決したいと思う人が多いなら、それはビジネスにつながります。
②抽象化
次に、発見したファクトから、抽象化を行い、成功事例や問題などの本質を探っていきます。
抽象化では、何が・なぜ・どのように流行しているのか、または何が問題なのかを、できるだけ具体的に洗い出します。
③転用
ファクトから抽出した、「客観的なヒットの背景や理由を分析」し、自分の事業や仕事に応用します。
例えば僕の場合だと、既存の人気サービス(ファクト)から、"宿泊旅行は浪費ではなく投資で使う人が増えている"という、客観的なヒットの背景を抽出し、それを積読解消パックというサービスに落とし込みました。
このフレームワークの応用は、口で説明するのが難しいスキルなのですが、使って慣れろとしか言うことができません。ぜひ読んでみてください。
余談ですが、メモの魔力の巻末に特典として付録してある自己分析1000問が自己内省を深めるのにオススメです。
んじゃ、また。